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テレビばっかり見ていると莫迦になる

「なあ、紫龍」と、云って肩を手を回しただけなのに、
却下と鋭い声が飛んだばかりかぱちりと氷河の手が弾かれる。
「何が?何で?」
「テレビ、聞こえたからな。つまりアレだろ。
苦痛は今までの中で一番、絶頂な経験を思い出すことによって、
軽減されるを、実体験したいんだろう」
「よく判ったな」

「お前の考えなんてお見通しだ」紫龍はいつになく冷たい。
「だが、そもそも、そうゆうことの為にすることじゃないだろう」
「じゃあ、どうゆうことの為にするんだ」
「生殖行為で無い以上、それはやっぱり愛情確認だろ」
「じゃあ、それで」

その言い分にちょっとひっかかる所があったのだろう。
押し倒されながらも、紫龍はちくりと釘を刺すことを忘れない。
「初めに断っておくが、絶頂を思い出しても苦痛は和らがないぞ」
と、云うとボタンに手をかけていた手が止まった。
「えっ?嘘」と、いつになく真剣な顔で問いかける。
「もう試したのか?何で?」

「えっ?何でって、」
質問の意味する所を察したのか紫龍が真っ赤になる。
「いや、別にそれは、その……」
「教えてくれないか?」
自分を組み敷きながらも、子犬と同じ真摯で円らな瞳が出きる氷河が少し恨めしい。
「だから、その、……初めての時」
「えっ?」

少しは喜ぶかなと思っていたが、氷河はちょっと憮然となる。
「初めてって、それが一番、絶頂なのか?今までの中で。
1464回もSexしていて?だって、俺、全然、余裕無かったぞ」
「それより、何で数えているんだ」
「日記に付けているからな。そうゆうもんじゃないのか?」
そうゆうもんじゃないと、言い切るには根拠の材料が少なすぎるので、
そのことにはあえて触れずに、紫龍は小さな声で答えた。
「いや、まあ、それは俺も、だったから」
「何がだ?」

「だから、余裕があるとか無いとか」
「今の方がテクがあるのにか?」
「いや、たぶん、そうゆうのって、テクと関係がないと思う。記憶の問題だろう」
「成る程」と、云う氷河は急にしたり顔になる。
素直なのは彼の美徳だが、あまりあっさり節を曲げる時は要注意だ。
「判った。つまり体位が代わり映えしないから、どれも一緒な感じなんだな」
「何で体位の話になるんだ」
「とりあえず、万歳をしてくれ、紫龍」
「はいって、―――――おい」

手を上げた紫龍のシャツをそのまま脱がすと思いきや手は頭の上のままでYシャツを奪われている。
「ちょ、氷河!解け!!」
「だが、すっごく燃えるらしいぞ」
「燃えるとか、燃えないとか違うだろうが」
「えっ?そうゆうことじゃないのか?だって、テレビでそう云っていたぞ。前に」と、
正々堂々答える恋人に紫龍は大きなため息をつく。
「テレビばっかり見ていると莫迦になるぞ」
「ならば、それを実証しないとな」
もう反論できないのは決して、
氷河の唇が自分のソレを塞いでいるだけでは無いことに気がついているのは自分だけではない。
この状況を作っておきながら、

「なあ、いいか」と、それでもきちんとお伺いを立てる氷河にどうしていつも付き合う羽目になるのか。
「なあ、どうしてダメじゃないんだろうな」
「愛しているぞ、紫龍」
とりあえず、それ以外の理由が見つからないのも本当のことなのだが……、
気になることが一つだけ思い出された。

「ああ、そういえば」
「どうした、紫龍?」
「いや、なぜ急に苦痛に耐えるべき燃えるSex獲得なのかなと」
フッと氷河が笑った。
「紫龍、それは比較的個人的な俺の問題だ。お前が気にすることではない。」
「……これが終わったら歯医者に行くんだぞ」

「もちろんだ、紫龍」そう自信満々に答えた氷河はその一時間後、紫龍の言葉の正しさを知ることになる。
……のだが、アレはあれですっごい良かったので、


1465回目



はせめて後ろからにチャレンジだと氷河がこっそり誓うのは、又、別の機会でということで。


――――――――――――――――――――――――――

とりあえず、氷河は1000以上の数字、数えられるということで。

そして、久しぶりに書いたので、ちょっと性格が違うような気がするが、

……フッ、気のせいか!!!






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2011-11-12 : 氷河-SS : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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