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あのこに青いリボンをつけて

 部屋に所狭しと並べられた、新しいコートにブーツ、シャツにタイにスーツの上下、更にまだリボンも解いていない包み、果ては絹の下着を前に溜息を付いた小さな恋人をシュラは後からそっと抱きしめる。その容に憂い顔は似合うのだが、いかんせん、今日は自分の誕生日だ。どうせなら、愛らしい笑顔だけを見ていたのだが、一日、デパートやらブテッィクから、連れ回した自覚はある。
「疲れたか?」
 だが、男の問いに紫龍は首を振った。
「いえ、そうではない。ただ、何だか俺のモノばかりのような気がするのだが」
「それは仕方なかろう。お前、持ってないモノが多すぎるからな」
「でも、アナタの誕生日のプレゼントを買ったような気がするのだが」
「だからだ、紫龍」と、口を尖らせる恋人にキスを送る。
「お前を全部、俺で埋め尽くしたいんだ」
「シュラ」

 そうして、二度目の口付けも拒まなかった紫龍が、男が服を贈るのは、脱がせる為だという真実を知るのはもうちょっと、後の話。

――――――――――――――――――――――――――
おめでとう!シュラ!

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2015-01-12 : 山羊龍-SS : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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