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最後の名前

いつかこんな日が来ると判っていた。
頭イイくせに結構、無鉄砲だし、何かっちゅうと、しんがり務めたがるし、
自分の身を守る本能みたいなのが欠如してるつうか、
聖衣脱がなきゃ小宇宙が最大限に高められないって、
昇龍打つ時、拳が下がるとかそれ以前の致命的欠点だろ!

 だから、血の海で横たわっている黒い長い髪を見た時、
あー、ついに来たかと思ってしまったワケよ。

「紫龍」
それでも抱き起こして名前を呼ぶと、ぴくりと指先が空を掴んで、かすれた返事が返ってくる。


「シュラ、すいません」

…大親友とか、かわいい弟とか命の恩人ほっといて、
何で二回しか逢わない男の名前を呼ぶかなあ。
恐らく、いまわのきわって奴だぜ。
もっと他にやることあるし、大体、謝ることじゃ無いだろうが。

「?しゅら…」
さっきより小さくなっていく声にとっさに、
「うん、いいよ。よくやった」と、云っちまった。
ついでに初めてその長い髪を何度となく撫でてやると、
にっこり笑って、やがて、そのまま動かなくなった。


あ~、もうしょうがないなあ。
云いたいことも聞きたかったことも、一緒にしたかったことも、
何もかも中途半端なままなのに。
お嬢が知ったら、後でぶっ飛ばされるの俺だぜっ。全く。

・・・・・・・・・・だからかな?俺まで目の前が白く霞んできたのは。
もう二度と逢えないからか?それとも、他に理由があるのかな。

それすらも判らないまま、――――――――涙が溢れて止まらない。

――――――――――――――――――――――――――
6月頃、打っていた。
星矢×紫龍って、いいよねと、って云ってみる。
でも、山羊龍。←おいおい
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2007-10-11 : 山羊龍-SS : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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